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都立松原高校で「骨髄移植」の特別授業を担当しました

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今日は、都立松原高校の3年生約150名に向けて、40分×2コマの特別授業をさせていただきました。
『生徒へのクリスマスプレゼントになるような時間にしたい』という先生の想いを受けて、【「18歳」の可能性】というタイトルでの講演を。
前半は、「(法律上)18歳からできること」を考えてもらうクイズを、後半は、わたしが今年3月に経験した骨髄移植のお話を中心にしました(18歳から骨髄バンクに登録できるためです)。
 
80分という短い時間でしたが、わたしからはこんなメッセージを込めて。
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★18歳は、成人こそしていないけれどたくさんの可能性を秘めています!希望を持って進んでください。
★何事も、選ぶかどうかは自分次第。まずは、いろんな選択肢があることを知ってください。
★あなたが健康に生きていることが、いつか誰かの命を救うかもしれません。「お互いさま」の気持ちでいてください。
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わたしは私立女子校育ちなので、母校で講演するのとはまた違い、都立共学校の雰囲気は新鮮でした!
元気盛りの150人全員に集中してもらうのは難しかったけれど、一見ヤンチャそうな子が一生懸命メモを取ってくれていたりして、うれしかったです。
 
生徒さんたちからは、次のような感想文が寄せられました。
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◎18歳の自分にできること、意外にたくさんあると知って、誇らしくなった。
◎骨髄移植をする勇気はまだないけど、考えてみたい。まずは献血に行きます!
◎これから医療の道に進むので、ますます勉強を頑張りたい。
◎いつか誰かの命を救えるかもしれないから、まずは自分の健康に気を付けて過ごす!
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など、さまざまな声が聞けてうれしいし、勉強になります。
一方で、「注射の話とかニガテ…」という子もいたので、今後は配慮も必要だなぁと反省したり。
 
骨髄バンクへの登録に限らず、法律上18歳になったらできることも伝えた今回の特別授業。
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◎夢について語るのではなく現実的な可能性を知れたのが良かった。
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という意見には、なるほどと思わせられました。具体性は大切!
 
アウトプットするたびに、わたし自身も新たな発見があるので、こうした機会をいただけるのはありがたいこと!これからも、いろんな場に呼んでもらえるよう自分の引き出しを増やしていきたいと思います。
これからも、自分の経験値を増やしつつ、そこから学んだことを次の世代に伝えていけるように。それが、生きる上での小さな希望につながるように。