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【2018/08/04】d-lab2018にて開発教育入門講座を担当しました

d-lab

開発教育協会(DEAR)が主催する第38回開発教育全国研究集会(d-lab2018[ディー・ラボ2018])の初日(8月4日)に、開発教育入門講座~「パーム油のはなし」をつかって~のふりかえりファシリテーションを担当しました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました^^

☆DEARでは、こうしたイベントに限らず、毎月22日頃に「開発教育入門講座」を開催しており、わたしはタスクチーム(ボランティア)のメンバーとして時々ファシリテーションを担当しています。

【2017/03/19】第4回シティズンシップ教育ミーティングに登壇させていただきました

日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)主催「第4回シティズンシップ教育ミーティング」の分化会にて、発表の機会をいただきました。

「グローバル化とシティズンシップ教育」というテーマの分科会に話題提供者の1人としてご招待いただき、「グローバル化する社会で求められる『社会的包摂』の視点」と題してプレゼンさせていただきました。

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(写真提供:J-CEF)

わたしの発表のアジェンダ:
● イングランドのシティズンシップ教育
● 教育現場での模索と葛藤
● 英国的価値観(British Values)の促進
● 国家の統制 vs 多様性の尊重
● シティズンシップ教育に必要な視点
● 日本における今後の課題

テロの脅威や人的移動の活発化により強まるナショナリズム志向や、シティズンシップという概念自体がはらむ「社会的排除(social exclusion)」のリスクを踏まえたうえで、グローバル社会においてどうシティズンシップ教育を進めていくか?というわたし自身の問題意識を共有させていただきました。

J-CEF事務局の皆さま、分科会のコーディネーターを務めてくださった京都教育大学の水山光春教授、話題提供者としてご一緒させていただいた一般社団法人シェア・ザ・プラネット代表理事の筒井哲朗様、東京大学教育学部4年生のハンガメン様、そして分科会にご参加いただき、貴重なご意見・ご質問をいただきました参加者の皆さまに深く感謝申し上げます。

「J-CEF NEWS」第12号・特集記事に寄稿させていただきました

日本シチズンシップ教育フォーラム(J-CEF)の機関誌「J-CEF NEWS」第12号(2017年2月発行)に寄稿をさせていただきました。

 
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特集記事「シティズンシップ教育をすすめる上で何を大切にするべきか?」への寄稿のご依頼をいただき、「『社会的包摂』の視点を持って多様な価値観に触れる場づくりを」というタイトルで、見開き2ページで記事を掲載していただいております。

主に、
● ヨーロッパ諸国における「多様性の尊重」と「社会的対立」のバランスの模索
● 2014年の英国の教育省による「英国的価値観の促進」の通達と教育現場の混乱
● 「違いによって生まれる排除」を学ぶワークショップ事例
● 「社会的包摂」という視点を持ったシティズンシップ教育推進の必要性
といった内容について書かせていただきました。

同機関誌で新連載「ヨーロッパの動きから考える」をお持ちの両角達平さんも、同号についてBLOGOSで触れていらっしゃいましたので、リンクを貼らせていただきます。
働きすぎな教員をみて育っているのは誰か?

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なお、「J-CEF NEWS」は、日本シチズンシップ教育フォーラム(J-CEF)の会員になると読むことができます。

市民の社会参加やシティズンシップ教育といったテーマにご関心のある方は、ぜひ入会を検討してみてくださいね。
入会案内 | J-CEF日本シティズンシップ教育フォーラム

【2017/01/21】山口県立大学「グローバル人材育成フォーラム」で審査員を務めました

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昨年に引き続き、山口県立大学のグローバル人材育成カリキュラムの一環で行われた「域学連携フォーラム」にて、同大学の学生によるプレゼンテーションの審査員を務めさせていただきました。

フォーラムのテーマは「インターローカル人材が切り拓く地域社会の未来~大学は新発想にあふれている~」。

同大学では、1年生から4年生までの一貫した教育カリキュラム「域学共創」学習プログラムを展開しており、1月21日のフォーラムでは、留学前の準備科目「域学共創Ⅲ」と、留学後のキャリア形成科目「域学共創Ⅳ」を受講した学生たちが学習成果を発表しました。

実は、昨年12月に「域学共創Ⅲ」を受講する学生さんのプレゼンは先に拝聴し、中間講評という形でコメントをさせていただいていました。

● 課題設定は適切か?(表面上の問題ではなく、本質的な課題は?)
● 社会のニーズについて、適切なデータを用いて捉えられているか?
● 設定した課題に対応する形でプロジェクトを提案できているか?

という点を特に重視して中間講評をさせていただいたのですが、今回のフォーラムのプレゼンではどのチームもその3点において大きく改善されており、感心しました。

これからも、たくさんの山口県立大学生が問題意識を持って海外留学に飛び立ち、持ち帰ってきた知見をもとに地域社会に貢献されていくことを心から応援したいと思います。

【2016/11/06】町田市生涯学習センターの市民企画講座で講師を務めました

町田市生涯学習センターで行われた講座「市民になるってどういうこと?18歳選挙権 主権者教育からシチズンシップ教育へ」(企画:共育工房)にて、1コマ講師を務めさせていただきました。
 
※詳細はこちら
 
わたしが担当したテーマは、「シチズンシップ教育で何をめざしていくのか」。昨年まで大学院留学していたイギリスの事例を中心にお話しさせていただきました。
 
今回、このような貴重な機会をくださった共育工房の皆さま、講座全体のファシリテーションをしてくださった川中大輔さん(NPOシチズンシップ共育企画代表・日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)運営委員・事務局長)、そして講座に参加してくださった方々に心から感謝申し上げます。
 
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[講座終了後、残ってくださっていた皆さんとの集合写真です]

【2016/07/16】Share Your Story #6「想いを持ち続け、ご縁を引き寄せる」開催レポート

 
ストーリーテリングと対話のワークショップ「Share Your Story」#6が無事終了しました♥
7月は植木美穂さんをゲストにお迎えし、「想いを持ち続け、ご縁を引き寄せる」というテーマで開催!
今回は、北千住にあるCoffee And Talesさんを会場として使わせていただきました!
 

まずは、ゲストスピーカーの美穂さんに、ライフストーリーをお話いただきました。
小さなスケッチブックに、手書きスライドを用意してくださいました!
 
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美穂さんは、学生時代からフェアトレードなど国際協力の分野に関心を持ち、インターンやアルバイトを経て児童労働から子どもを守る国際NGOでキャンペーンマネジメントや企業連携などの業務を担当。2015年に退職後、グラフィックデザインを学び、現在はフリーの「エシカルデザイナー」として、主にエシカルブランドのビジュアルデザイン等を手掛けています。
 
美穂さんは、真面目で、予測できないことを怖がる子どもでした。世界や日本で起こる問題について、「なぜ?」と良く考えていたそうです。「世界を平和にしたい!」という志のもと、かなり吟味したうえで大学を選んだ結果、とても満足の行く大学生活を送ることができ、「きちんと考えて選べば、自分の望む結果を得られるんだ!」と当時の美穂さんにとって一つの成功体験になったそうです。
 
大学時代にフェアトレードやCSRという概念を知り、持ち前の真面目さで一生懸命勉強した美穂さん。企業のCSRを考えるうえで、NGOとの協働が一つのカギになりそうだ、と感じたため、大学4年生のとき国際NGO・ACE(エース)でインターンを始めました。そこからアルバイトを経て、社員として働くことに。CSRプロジェクトや政策提言、ネットワーク構築・協働など多くのプロジェクトを担当し、イギリス研修も経験。
 
仕事にやりがいを感じていたものの、自身が大切にしたいものの優先順位や、団体との方向性の違いを考えた結果、昨年1月に退職し、次のステージに進むことを決めました。退職するとき、「辞めたところで、自分には何もできないんじゃないか。ここにいなかったら、何の価値もないんじゃないか」とすごく悩んだといいます。でも、心の中にあるモヤモヤが晴れず、「自分の感覚を信じてみよう」と卒業を決意しました。
 
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退職後、大学院進学なども考えたものの、なんとインフルエンザと中耳炎に立て続けにかかってしまい(!)、静養を余儀なくされることに。そんな折、義理のお兄さんが自然エネルギーの会社を立ち上げ、「会社案内のパンフレットとロゴを作ってもらえないか?」と依頼されました。実はイラストレーターなどのソフトを使ったことがなかった美穂さんでしたが、ご縁を大切にしようという気持ちから、「やったことないけど、やります!」と返事をし、Google検索に頼りながらなんとか制作。大変だったけれど、「美穂ちゃんに頼んで良かった、ありがとう!」と喜ばれたことと「自分の力で稼いだ!」という実感がとてもうれしかったのだそうです。この経験が、美穂さんが「エシカルデザイナー」として名乗って仕事をする原点となりました。
 
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美穂さんのお話を聴いたあとは、参加者の皆さんで「共感したこと・驚いたこと・疑問に思ったこと」をシェア。最後には今日全体の学びと気付きを一人ずつ話してクロージングとしました。

アットホームな空間で、笑顔いっぱいにお話してくださる美穂さんと、穏やかなな参加者の皆さんとの対話から元気をもらった3時間でした♪
主宰者のわたしがキャリアチェンジした関係で、Share Your Storyの定期開催はしばらくお休みになります。また何かのイベントを開催するときには、またブログ等でお知らせしますので、お楽しみに!
 
All Photos by Manabu Hoshaku