昨年に引き続き、山口県立大学のグローバル人材育成カリキュラムの一環で行われた「域学連携フォーラム」にて、同大学の学生によるプレゼンテーションの審査員を務めさせていただきました。
フォーラムのテーマは「インターローカル人材が切り拓く地域社会の未来~大学は新発想にあふれている~」。
同大学では、1年生から4年生までの一貫した教育カリキュラム「域学共創」学習プログラムを展開しており、1月21日のフォーラムでは、留学前の準備科目「域学共創Ⅲ」と、留学後のキャリア形成科目「域学共創Ⅳ」を受講した学生たちが学習成果を発表しました。
実は、昨年12月に「域学共創Ⅲ」を受講する学生さんのプレゼンは先に拝聴し、中間講評という形でコメントをさせていただいていました。
● 課題設定は適切か?(表面上の問題ではなく、本質的な課題は?)
● 社会のニーズについて、適切なデータを用いて捉えられているか?
● 設定した課題に対応する形でプロジェクトを提案できているか?
という点を特に重視して中間講評をさせていただいたのですが、今回のフォーラムのプレゼンではどのチームもその3点において大きく改善されており、感心しました。
これからも、たくさんの山口県立大学生が問題意識を持って海外留学に飛び立ち、持ち帰ってきた知見をもとに地域社会に貢献されていくことを心から応援したいと思います。