thankyoucookies

わたしの「声」は両親からもらった大切なギフトです

thankyoucookies
 
クラスメイトが、「Mioの声はすごく心地良くて聴きやすいね!」と。私にとっては、「英語が上手だね」よりもうれしい褒め言葉です♡
 
日本でも、イベントに登壇した時などに評価してもらえることが増えて、「この声は両親からもらったギフトだな」と思うようになりました。いろいろとコンプレックスもある私ですが、一つでも自信を持てるものがあるというのは、本当にありがたいことです。
 
ちなみに、「声がよく通るし、アナウンサーみたいなクリアな話し方だね!」とも良く言われますが、これはもともと俳優業をしていた両親に幼い頃からスパルタ教育を受けていたためだと思っています。いわゆる職業病・・・?
 
小学生の時に、「音読」の宿題ってあったじゃないですか。国語の教科書を親の前でちゃんと読めたらサインをもらうっていう。
うちの両親は、「猫背で読まない!」「顔から教科書を離す!」「句読点でちゃんと切る!」「語尾を伸ばさない!」と一つひとつ注文をつけてきたし(笑)、「いま注意した所に気を付けて最初から読み直し!」なんてことも良くありました。
 
子どもの時は、「なぜうちの親はこんなに話し方に厳しいんだろう?」と不思議でしたが(私自身、話すことが好きだったので嫌ではなかったのですが)、今となっては本当に感謝しています。
 
父親からは、「話の内容は二の次。話し方がきちんとしていることが大前提。それで信頼してもらえて初めて、話を聞いてもらえると思いなさい」
 
母親からは「相手の目をまっすぐ見て話すこと。両目を直接見ようとすると難しいから、眉間の少し上を見るように心掛けて、決して目を泳がせないこと」
 
と繰り返し言われていたなぁ。
 
私は、あまりに話し方がしっかりしているため、実はパニックになっていたりすごく困っていたりしても相手に伝わらないという経験も多々しているのですが(ごくたまにデメリット)、声質や話し方は大人になってからそう簡単に変えられるものではないと思うので、幼い頃に基本を叩き込まれたことは良かったのかもしれません。
 
英語は「ペラペラ」まで行かないわたしですが、間違いを恐れずに堂々と話せるのは、両親からもらった「声」というギフト、みっちり練習させられた「話し方」が自信を与えてくれていていることも一つの理由なのだろうな、と留学先で実感しています。
 
お父さん、お母さん、ありがとう!!
娘はイギリスでも元気に頑張っています(笑)