わたしが大学生のときに塾で教えていた生徒さんから、こんなメッセージをもらいました。
「もっと楽できる人生だったかもしれないのに、齋藤先生と出逢ってしまったせいで(笑)、
何度も何度も流されそうになりつつも、わたしは自分が本当にやりたいことを選ぼうとしてしまうんです」
当時 進学校に通う中学生だった彼女にとって、
「ネームバリューよりも、自分が勉強したいことができる大学を選んだ」
というわたしの言葉が衝撃的だったんだとか。
もう今では大学生になった彼女からのメッセージを読み返して、
その言葉を発した20代前半の自分に恥じない生き方をしたいし、
これからは考えや言葉だけでなく、行動で示していけるようコツコツやっていこう
と改めて思いました。
いわゆる優等生で、
いつも周りの期待に応えることに一生懸命。
内に秘めた熱い想いがあるのに頭で考えてしまうから、
なかなか行動に移せない。
本当は不器用なのに、器用に生きてしまった自分の殻を
今さらどう破ればいいのかわからない。
そんな人たちが
「自分も一歩踏み出してみたら何か変わるかも」
と思えるような、小さなロールモデルになりたいな。
わたしも昔は「石橋を叩いて壊して、結局渡れない」
ことばかりだったけど、
今は(ちょっとビクビクしながら)吊り橋を渡る勇気が出てきました。
足がすくむこともあるけれど、ね。
立派な企業を興したり
世界中で使われる画期的なサービスを生み出したり
歴史を変えるような発見・発明をしたり
そういう大それたことはできる気がしないけれど、
(やってのける人はすごいなと思うけれど)
わたしはわたしの道を行くことで、
一瞬でも人生が交差した誰かにとって
何かの勇気に繋がるような小さなきっかけ
を創れる人になりたいです。
そして一人ひとりの行動が少しずつ少しずつ
社会を動かしていくと信じているから。
さぁ、今日も自分にできる最大限のことを!
[Photo via praisewedding.com]