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【2015/10/16】世界食料デーイベント「WORLD FOOD NIGHT」に登壇しました

 
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10月16日は、国連が定めた「世界食料デー」
食料問題にかかわるNGOや国連機関などが共催するイベント「WORLD FOOD NIGHT-食の問題に対して私たちができること-」に、プレゼンターの1人として登壇させていただきました!
 
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☆あいにくのお天気でしたが、たくさんの方々にお越しいただきました。
 
「世界の食料問題の解決方法」というテーマでプレゼンテーションを依頼されていて、わたし以外の登壇者の顔ぶれ(国際NGOの職員さんなど)を拝見したところ、「グローバル」な目線で活動されている方が多いのかな?と感じたので、わたしはあえて「ローカル」なアプローチ例についてお話させていただくことにしました。
 
ご紹介したのは、以前、イギリス留学中にもブログでレポート記事を書いた、The Real Junk Food Projectのコミュニティカフェの取り組み。満足に食べられず、飢えに苦しんでいる人々がいる一方で、大量の食料廃棄地域における高齢者の孤立化が問題になっているイギリスにおいて、「捨てられるはずだった食料を使ったメニューをカフェで提供することで、地域住民が気軽に集うことのできる場をつくる」という、リーズ発祥のムーブメントです。
 
くわしくはこちら → 「食材は廃棄寸前の商品、料金設定なしのコミュニティカフェを訪れました」
 
「世界の食料問題」、と聞くと、「アフリカの子どもが飢餓に苦しんでいて・・・」という「遠い」話ばかりクローズアップされてしまい、それを「自分ごと」として捉えましょう、と言われたりするけれど、それってとても難しいことなんじゃないかな、と個人的には思います。「ちっぽけな自分には何も変えられはしない」と無力感を抱いてしまったり(そう感じている方々から、プレゼン後たくさん話しかけていただきました)。
 
でも、自分たちの身近なところにある問題(The Real Junk Food Projectで言うと、食料廃棄や高齢者の孤立化)を出発点に考えてみると、見えてくるものもあるかもしれません。わたしのプレゼンが、そんなことに気付くきっかけとなれば、うれしいです。わたしも、地域コミュニティを拠点にした市民の社会参加というテーマに、これからも取り組んでいきます!!
 
☆追記☆
「世界食料デー」月間2015呼びかけ団体による公式イベントレポートもアップされました:
http://www.worldfoodday-japan.net/event/report/?p=774