├出会い・想い・学び

2015年:住む国も仕事も恋人も変わった怒涛の一年でした!

 
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Image via wallpapersrang.com
 
早いもので、年末ですね!
わたしは本日12月30日に(一応)仕事納めを迎えました。お正月三ヶ日はゆっくり過ごしたいな〜。
 
さて、今年は本当に本当にいろいろあった年で(去年も同じこと言ってたかな?w)、特に後半3ヶ月は、タイトルにあるようにジェットコースターのようなめまぐるしさでした。来年は、もう少し平穏な日々をお願いいたします>神さま
 
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1〜9月は、昨年7月から引き続き、イギリス・ヨーク大学修士課程に在籍。8月に提出した修士論文が優秀論文に選ばれ、11月に無事、シティズンシップ教育の修士号を取得することができました。
 
☆留学中のブログ記事には、「イギリス大学院留学」のタグをつけてあります!
 
本題。帰国後が怒涛でした。
 
まず9月中旬に、イギリス、スペイン、カタールに住む友人を訪ねながら日本に帰国して、そのあとすぐ、9年間お付き合いしていた人とお別れしました(詳細割愛~!w)。
 
そんなわけで9月後半は、泣いたり怒ったり飲んだり騒いだり踏んだり蹴ったりで忙しかったんですけれども、(LINEやら電話やら飲み会やらドライブやらに付き合ってくれた友人たちに感謝感謝感謝)
 
10月から参画する新しい職場がすでに決まっていたので(まだイギリスで修士論文を書いていた7月にスカイプ面接をし、入社することになりました)、心機一転!!という感じで新しい生活がスタート。
 
(あ。同時期に今のパートナーと出会い、楽しく穏やかに過ごしています^^
恋はタイミング・フィーリング・ハプニングってほんとだ!人生、いつが何があるかわからない!笑)

 
また、会社の仕事とは別に、大学でのゲスト講義や各種イベント登壇など、個人でのお仕事も積極的にさせていただいています。来年は、こちらの幅も増やしていきたいと思っているので(ワークショップ企画も再開します)、何か機会があればぜひお声掛けください!現状、会社員だけど週末フリーランス、のような感じです。
 
☆これまでの主な活動実績はこちらです。
 
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「実央、帰国してから何してるの?」と友人たちからよく聞かれるのですが、こんな感じで本当にめまぐるしい生活を送っていました(特に後半3ヶ月が変化に富みすぎていたので、イギリスでの9ヶ月の記憶が薄れそうになるw)。
 
来年はもう少し、(プライベートは)平穏でありますようにと願いつつ、お仕事では新しいものをどんどん生み出したいと思っています。「いずれは自分の名前で仕事できるようになる」という目標に向けて、新しい働き方を試していけたら。2016年、皆さんにとっても笑顔と希望あふれる一年となりますように♥
 

【2015/10/08】法政大学 経営学部 長岡ゼミでゲスト講師を務めました

 
先月の東大ハラケンゼミに続き、法政大学 経営学部 長岡ゼミにもゲスト講師としてお呼びいただきました^^
長岡ゼミは「”ソーシャルデザイン”をベースに各自がもつ問題意識を見つける&深めていくゼミ」だそう。
リンク:長岡研究室ウェブサイト
 
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最初は、声を掛けてくれた学生さんから「シティズンシップ教育について聞きたい!」というリクエストをもらっていたのですが、事前打ち合わせの段階で、ゼミ生の興味・関心が結構幅広いと聞いたので、
 
“国連職員を目指していたわたしが、なぜ「まちづくり」「対話」に携わるのか?”
という、よくある新書みたいな(笑)タイトルで、ここ10年間(18歳~もうすぐ28歳)で移り変わってきたわたしの問題意識や選択について40分ほどお話させていただくことに。
 
ちょうど、前職を退職→イギリス大学院留学→転職 のタイミングで(プライベートのごたつきもあり笑)、人生の第二ステージが始まったなぁという感じがしている今日この頃だったので、わたし自身にとっても考えを整理する良い機会となりました。
 
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♥カトリックの中学・高校に通っていたわたしの「途上国支援に携わりたい」と漠然とした憧れ。
 
♥セルビアの難民キャンプでボランティアをし、抱いた無力感と不信感。
 
♥国際NGOのユースボランティアとして活動する中でふくらんできた「社会貢献」「国際協力」への違和感。
 
♥運命的に出会ったソーシャルベンチャーのインターンをクビになった苦い経験。
 
♥非営利組織の経営を内側から学びたい、と就職した赤十字でのやりがいとジレンマ。
 
♥青少年対象のグローバル教育プログラムを担当していて感じた「エンパワーメント」の難しさ。
 
♥周りを巻き込むフックを模索し、「かわいい×ソーシャルアクション」というテーマで始めたエシカルWebマガジン。
 
♥行動そのものが目的化してしまいかねない、「エシカル」「ソーシャルグッド」の落とし穴。
 
♥本業×マイプロジェクト、というパラレルキャリアの始まり。
 
♥働きながら勉強を続ける中で出会った、イギリスのシティズンシップ教育。
 
♥「社会貢献」、「ソーシャルアクション」を経てわかった、「市民の社会参加」の意義と課題。
 
♥「地域コミュニティでの対話を通じて、いきいきと社会参加できる人を増やしたい」と考えるようになったわたしが、導かれるようにしてジョインした新しいお仕事。
 
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と、いろいろ悩んで、行動して、気付きを得て、また違うもやもやが生まれて、新たなチャレンジをして・・・あちこち動き回ってたまに人生の迷子(笑)になるわたしが、いま、ここにいる理由。みたいなものをざーっとお話しました。
(このどれかの要素が、ゼミ生の皆さんの心に引っかかるかもしれないなぁと思い!)
 
わたしの話だけするのも面白くないので、最後に(あまり時間を取れなかったけれど)、「過去に、強い想い(憧れややる気、問題意識)があったけれど、期待どおりにならなかった経験はありますか?そのあと、どんな行動を取りましたか?」というテーマで、3人1組で経験をシェアしてもらうことに。ワークショップ慣れしてしまっている?ゼミだったので、シンプルにお互いの話をしてもらいました。
 
よくある就職試験の面接みたいに「困難な経験をどう乗り越えましたか?」みたいな武勇伝ではなく、「もやもやとしてしまった経験」について語る、という場があってもいいのかなぁと。わたしも、うまく乗り越えられなくて、見なかったふりをしたり、逃げたり、信頼を失ったり、正当化したり・・・ということはたくさんあったので。
 
何か選択をした時点では「正解」だと思えなくても、そのあとの行動の積み重ねで「結果オーライ」になればいい!
(そんなことを、以前ブログに書いて、今でもよく読まれているみたいです→「正しい道を選ぶのではなく、選んだ道を正解にしていくこと 」
 
最後にいくつか感想を聞いてみたところ、
 
「人によって、もやもや→行動、というパターンの人もいるけれど、自分はまず何も考えずに行動→理想と現実のギャップでもやもや、ということが多い。行動パターンは人によって違うんだな」
という気付きや、
 
「世間では、成功体験ばかりよく取り上げられるけれど、本当はそれ以上に失敗だってあるはず。もっとそういうのがシェアされてもいいのでは」
というコメントや、
 
「好きなことで一番になれなくて、一度きっぱり諦めようと思った。でもできなかった。関わり続けていたら、今まで見えてこなかった道が見えてきた」
という経験がシェアされて、興味深かったです。話してくれて、どうもありがとう。
 
長岡ゼミは、共通のハッシュタグで考えをツイートする、というのがお決まりのようで、今回のゼミに関する感想も「#melc2015」というタグで共有されています^^その一部を貼り付けておきますね。
 


 
長岡先生からは、「プライベート」と「パブリック」のバランスが大切だね、というコメントをいただいて、そのテーマに関心をもってツイートしてくれたゼミ生の方も多かったです!
 


 
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とっても自由にお話しさせていただいて、長岡先生のコメントやゼミ生の皆さんの素直なリアクションから、いろいろ刺激を受けました。呼んでくださってありがとうございました~!
 

6年ぶりの再会、スペインへ♥世界は広い。でも意外と近い。

 
イギリスでの修士課程を終えて、旅行しながら日本へ向かっています♪
 
わたしは大学4年生の夏休み(2009年)、スターアライアンスの世界一周航空券を利用してバックパッカー旅行をしていたのですが、その時に出会った友人たちと6年ぶりに再会することができました!
 
当時、デンマーク・コペンハーゲンで同じ宿に泊まっていたサニータ(イギリス・ロンドン在住)にはすでに昨年のクリスマス休暇に再会して、今回また2泊させてもらいました。
 
そのあとはロンドンからスペイン・バレンシア空港へ飛び、6年前スイス・ジュネーヴのユースホステルで一緒だったアナ&モニカ(スペイン・カステリョン在住)のもとへ!!
 
▼当時の写真。懐かしい~
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空港まで、仕事を終えたモニカが車で迎えに来てくれました(Easy Jetが2時間半遅延し、到着が夜11時になってしまって申し訳なかった・・・!)。
 
Facebookでずっと連絡は取り合っていたけれど、直接会うのは6年ぶりだったので、本当にドキドキした!空港で「やっと会えたね~~~!!!」と大喜び。
 
モニカの車でアナの自宅へ。実はアナ、わたしは直前に知らされたのだけど、現在妊娠7ヶ月。そんな大変な時に(6年前に一度会ったきりのわたしを)泊めてくれるなんて、本当にいい人・・・。「まだ普通に仕事もしてるし、大丈夫だよ~」と言ってくれました。スコットランド人のパートナー・イアンのことは以前から聞いていたので、だいぶ大きくなってきたお腹を抱えて幸せそうなアナを見て、とてもうれしくなりました。結婚制度のしがらみが嫌だから、籍は特に入れるつもりない、というのが彼女らしいな。
 
アナもモニカも、スペインの公立学校の教師をしていて、6年前に出会った時は中学校で働いていると言っていたけれど、今は成人向けの専門学校が職場だそう。アナはカタルーニャ語、モニカは英語を教えています。
 
「ジュネーヴのユースホステルでMioと出会ったときは、2人ともパートナーと破局したばかりでズタボロだったから、よし旅に出よう!ってことになった時だったんだよ(笑)」と。デンマークで出会ったサニータもちょっとワケあり?だったし、旅に出る理由ってほんと人それぞれなんだな~(当時のわたしは、「学生のうちに世界一周したい!」っていうだけの理由でした・・・)。
 
そう言えば、「あの時、わたしたちの部屋にいびきのひどい女の子いたよね?!」という笑い話に。いた、いた!6年前のことでも意外と覚えているものです(特にどうでもいいことが記憶に残っていたりする笑)。
 
アナもモニカも学校の先生で、まとまった夏期休暇が取れるので、世界中いろんな国を旅しています。そのせいか、2人ともオープンマインドで自立していて。わたしよりもちょうど一回り年上で、頼れるお姉さんです。英語も不自由なく話せるので、一緒にいてとても楽。
 
平日は働いている2人なので、金曜日の夜~日曜日の朝までという短い間しか一緒にいられなかったけれど、貴重な週末全部を使ってペニスコラとバレンシアに連れて行ってくれました!
 
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わたしが初めて海外に行ったのは20歳になったばかりの春でした。英語も大して話せず、日本から出たことがなかった10代の時は「海外」なんてとても遠くて。一度さよならを言ったら、もう本当に会えない気がしたから、すごく悲しかった。
 
でも、27歳になった今、「じゃあまた、世界のどこかで会おうね!」と前向きな気持ちでお別れのハグができるようになりました。「世界は広いけど、意外と近い」という実感を持てる時代、環境に生きていることが本当に幸せだな、とあらためて。
 
まだまだ他にも、会いに行きたい友人が世界中にいるし、逆に彼らが日本にいるわたしを訪ねてくるときには温かく迎えられるような環境を整えておきたいなぁ。だって、アナの家がすごく素敵で居心地良くて!出産後、子ども部屋として使う予定の部屋が一つ空いていたので、そこを3日間のびのび使わせてくれました。「Mio、タイミング良かったね~!」って(笑)。
 
さて、今日はカステリョンからバルセロナに電車(Euromed、電源もあって快適だった!)で移動し、ユースホステルに3泊します。今回は、どんなルームメイトに出会えるかな?引き続き、日本に戻るまでの旅を楽しみます!
 
帰国まであとちょうど一週間です(待ち遠しいような、まだ帰りたくないような・・・)
 

さよならヨーク!帰国までの寄り道ルート☆

 
修士論文を提出し終えたあとは、この1年間でお世話になった方々にお礼を言うため、毎日あちこち訪ねてまわっていました!
(むしろ、それをするために早めに論文を出そう!と決めていました)
 
▼昨年の夏に受けていた、プリセッショナルコースのチューター、エリー。
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▼ヨークに来て以来ずーっとお世話になっていた、グローバル教育の大先輩・マーゴ。
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▼修士課程、特に修士論文執筆の面倒を見てくださった、指導教官のクリス。
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▼シティズンシップ教育の教授、イアン。彼のもとで研究がしたくて、わたしはヨークを選びました!
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▼昨年夏、わたしが大泣きして困らせた(参考記事)ジャッキー。成長した姿を見せられたかな?^^
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▼5ヶ月間、インターンでお世話になったグローバル教育センターのロジーナとJZ。
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▼そしてヨーク最終日のディナーは、一番の仲良しDream Team(自称)のメンバーと。
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左からジュリアナ(@ブラジル)、マリナ(@モンテネグロ)、わたし、フェデリカ(@イタリア)。
この3人に出会ってから、わたしの生活は楽しいものに変わりました!本当に感謝しています。
別れが辛すぎて、帰りのバスでみんなで泣いたけれど、2018年にロシア・サンペクトブルグで会おうっていうことで一応落ち着きました(笑)その前に、来年の卒業式で帰って来られたらいいな!
 
ほかにも、たーーーーくさんお世話になった方々がいて、出国前に全員に会えなかったり写真を撮れなかったりで残念なのですが、「どうしても直接会ってお礼が言いたい!!」と思っていた方々にはお会いすることができたので、悔いなしです。
 
いつも当然のようにしていたお別れのハグ、これで本当に最後かと思うといろんな想いがこみあげてきて毎回泣きそうに。でも、きっとまた近い将来会えると信じています!(;_;)
 
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さて、いよいよ9月2日にヨークを出るのですが、
まっすぐ日本には帰りません!
 
▼おそらくパソコンじゃないと表示できないけど、マイマップ作ってみた♥

 
9月2日~4日:ロンドン在住の友人宅(クリスマス休暇中も泊めてもらいました!)で2泊3日。中学・高校時代の友人と、前職の後輩にも会う予定♪
 
9月4日~7日:スペイン・カステリョン在住の友人宅で3泊4日。6年前、世界一周していたときにスイスで出会った友達2人と再会するんです!!楽しみ!!
 
9月7日~10日:スペイン・バルセロナに1人で3泊4日。ユースホステルに泊まるの6年ぶりだ~。ガウディ建築やフラメンコ鑑賞を楽しむ予定です。
 
9月11日~13日:カタール・ドーハ在住の友人宅で2泊3日。大学時代の友だち(日本人)が現地で働いているのです。前回いつ会ったかお互い思い出せないぐらい久しぶりだからうれしい♥
 
9月14日:成田空港着。2週間後には日本にいるなんて、まだ実感わかない・・・
 
と、こんな感じです♪第二の故郷(と、すでに思っている笑)ヨークを離れるのは寂しくて、街を歩くだけでセンチメンタルな気分になってしまう今日この頃ですが、日本に帰るまでの旅行で友人たちと再会できるのはかなりワクワク。
 
最後まで安全第一で楽しみたいと思います~!
 

「戦後70年」ポリタスの特集記事/「対話の場づくり」の必要性

 
津田大介さんが編集長を務めるウェブメディア「ポリタス」が、特集「戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ」を展開しています。下の写真は、特集ページのスクリーンショット。

 
その特集のコンセプトは、「今年の8月15日に国民と世界に向けてスピーチをするとしたら、あなたはどんなスピーチをしますか?」というもの。「いまこの戦後70年という節目の夏に、多様な文化・歴史的素養を持つそれぞれの論者による未来志向のスピーチを集め、それを一覧して読者に提示したい」(抜粋:ポリタス特集「戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ」を開始します)という言葉のとおり、同じテーマに対して様々な視点で書かれた寄稿記事が淡々とアップされていて、どれも分量的にも読みやすく、いろんなことを考えさせられます。
 
その中から、いくつか印象に残った部分を(自分があとで読み返すためにも)抜粋してまとめてみます。
 

昨日まで私は日本国の首相でしたが、今日はもう首相ではありません。と言っても辞任したわけではなくて、暗殺されたんです。で、今日は首相ではなく死人として、もとい詩人として、じゃなかった私人として一言申し上げます。

▲元記事:死して首相は愚痴を残す(谷川俊太郎)
 
※ これは印象に残った箇所というか、書き出しの部分なのですが。詩人の谷川俊太郎さん、さらっとした文体だけど、想像力がかき立てられる(ツイッターでも、いろんな解釈が飛び交ってしました)さすがのスピーチです。
 

こうした世論の力を有効に使って核保有国を動かすための大切な柱は、「法の支配」「話し合いによる問題解決」、そして「科学の力」です。昨年から今年にかけて起きた世界の重要な動きはこの線に沿っています。(中略)残念ながら日本政府は、こうした世界の動きを感知できず、アメリカの顔色だけを窺っています。(中略)現在の日本の状況は、周回遅れという点では大日本帝国の二の舞としか思えません。

▲元記事:未来を先取りして今を変えよう――被爆70周年に考える(秋葉忠利)
 

君たちには、考える頭があります。その考えを伝える言葉があります。だから、いま目の前にあるぶつかり合いを、暴力ではなく、話し合いによって解決することができるのです。場合によっては、2人の思いが完全に満たされる解決策は見つからないかもしれません。きっと、そういう場面のほうが多いことでしょう。ならば、おたがいが少しずつ我慢したり、譲り合ったりするしかない。それぞれ、何を我慢できるのか、どこまで譲れるのか。それをとことん話し合ってほしいのです。

▲元記事:息子たちへ(乙武洋匡)
 

私は日本に生まれ、フランスの学校で育ち、アメリカの大学に学び、いままた日本で仕事をしながら生活しています。私は日本という国を愛していますが、それは国家を愛するということとは意味が違います。(中略)私にとって国とは、その場所に住んでいてその顔を思い浮かべることのできる個々の友人や家族に加え、そこに根付く文化の総体を意味しています。そして、文化とは互いに融け合うものです。

他者を否定して内に閉じこもるのではなく、逆に肯定して自らのうちにしなやかに取り込むこと。業と見なすか、したたかさと見るかはさておき、この他者との差異を尊重し、敬意と謙譲を必然的に育む文化的な技術において世界に類を見ない歴史を持つことこそが、日本という「国」の構造的な美しさであり、偉大さなのではないでしょうか。

▲元記事:豊かで複雑で美しい「生命」のような国へ(ドミニク・チェン)
 

わたしは、それぞれの幸福を見つける力、そのイメージを自分の言葉で語る力、自分とは違う幸福の形を認める力を次の世代にあげたいし、自ら行使します。自分と違う生き方をする人間に、心配の衣を着せた呪いをかけるようなことがありふれ過ぎています。人並みはずれた才能か情熱を持った人間しかその呪いを覆せない世界なんて、絶対に間違っています。

▲元記事:この国を、複雑な幸福を守れる国にしたい(メレ山メレ子)
 

私たちが考えることをやめて、全てを権力に任せてしまったときに、静かに戦争が始まります。立派な意見が言えなくて、自分に自信が持てないかもしれません。それでも、自分の中にある「違和感」を無視せずに「私はこれはおかしいと思う」「私はこんな社会はいやだ」と、小さくてもそうやって声を上げること。これはとても大切なことです。(中略)マイノリティが生きやすい社会は、マジョリティも生きやすい社会です。

▲元記事:声を上げ続ける――レズビアンである私の視点(東小雪)
 

「戦後70年」という言葉のなかには、唯一日本人こそが歴史の主人公であるという傲慢さが無意識的に隠されています。それは周辺地域の困難な歴史を見えなくさせ、その言説化への抑圧に加担してしまうのです。こうした一元的な時間認識を相対化し、さまざまな戦後を思考することから、日本人は新しく歴史を認識しなければなりません。ひょっとしたら「戦後」なるものが存在しているのは日本だけかもしれないのです。韓国でも、パレスチナでも、チベットでも、存在しているのはただ「戦争中」だけかもしれないのですから。

▲元記事:「戦後70年」というものはない(四方田犬彦)
 

(植民地支配や侵略など)その責任の多くは「国」、つまり政府と軍部にあります。けれども、多くの国民が、その誤った国策を支持したり、協力したことから目を背けるわけにはいきません。そのような国民意識を育んだのは、教育とジャーナリズムだったと思います。
当時とは異なり、今は国民が主権者です。政府に国策を誤らせない責務が、国民にあります。教育やジャーナリズムの責務は、かつてより増していると言えるでしょう。

▲元記事:過ちを繰り返さないための、わたしたちの責務(江川紹子)
 
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などなど。どの意見が正しい、間違っている、ということではなく、様々な立場の人の意見を寄稿記事という形で読めるので、「こういう考え方はしたことなかったな」とか、「恥ずかしながらこれは知らなかったな」など、あれこれ考えを巡らせながら一つひとつの記事を読んでいます。これからも増えるのかな。
 
わたしはいま、イギリスにいて、日本のニュースをインターネット(新聞、ウェブメディア、SNSなど)を通じて追っているわけですが、特に安保関連法案に関する動きなどを見ていてここ最近感じるのは、「完全には理解できていない。でも、何か違和感を感じる。このままじゃいけないと思うけれど、具体的にどう行動していいかまではわからない」という人たちが多いんじゃないかということ。そういう状態でも、「確固たる自信がなくても、対話を通じて自分たちなりの答えを探れるような場所」が必要なんじゃないかということです。
 
たとえば連日話題になっている、安保関連法案反対デモ。わたし個人的には、デモは民主主義社会において、とても重要な市民行動だと思っています(やり方の良し悪しはあるかもしれませんが)。ただ、SNSのタイムラインを見たりしていると、実際にデモに参加している人、または支持している人の発言が、先ほど書いたような「何かしなきゃとは思うけれど、その”何か”がわからない」という人たちを、かえって萎縮させてしまっている(温度差を広げてしまっている)のではないか、という印象を抱くことがあるのです。興味、関心、違和感⇒デモなどの政治的行動、とすぐに移行できる人はそんなに多くないと思うし、その間をつなぐ「安心して不安や問題意識を共有し合える対話の場」が(安保関連法案だけに限らず)今の日本には圧倒的に足りないような気がしています。
 
そんな個人的な気持ちもあって、今回のポリタスの特集のように、様々な視点から一つのテーマを考えるきっかけになるような取り組みが、何かいいな、と思ったのでした。もし興味が湧いたら、読んでみてください。
 

【メモ】逆説の10カ条「それでも人を愛しなさい」

 
1968年、当時ハーバード大学の2年生だったケント・M・キースという青年が、高校の生徒会のリーダーたちを激励するために書いたという「逆説の10カ条(The Paradoxical Commandments)」(でも、長年マザー・テレサの言葉として広まっていたそう)。
さまざまな所で引用されている言葉ですが、最近ふと思い出すことがあったので、メモとして。
 
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Photo from bryanhardwick.com
 
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1. 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
(People are illogical, unreasonable, and self-centered. Love them anyway.)
 
2. 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
(If you do good, people will accuse you of selfish ulterior motives. Do good anyway.)
 
3. 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。それでもなお、成功しなさい。
(If you are successful, you will win false friends and true enemies. Succeed anyway.)
 
4. 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
(The good you do today will be forgotten tomorrow. Do good anyway.)
 
5. 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
(Honesty and frankness make you vulnerable. Be honest and frank anyway.)
 
6. 最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。
(The biggest men and women with the biggest ideas can be shot down by the smallest men and women with the smallest minds. Think big anyway.)
 
7. 人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。
(People favor underdogs but follow only top dogs. Fight for a few underdogs anyway.)
 
8. 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。
(What you spend years building may be destroyed overnight. Build anyway.)
 
9. 人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
(People really need help but may attack you if you do help them. Help people anyway.)
 
10. 世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
(Give the world the best you have and you’ll get kicked in the teeth. Give the world the best you have anyway.)
 
原文:Anyway, The Paradoxical Commandments by Dr. Kent M. Keith
邦訳:Wikipedia
 
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この言葉を聞いて、若きリーダーたちは何を想ったのだろう?
わたしは、誰を、どんな言葉で、何に向かってエンパワーメントしていけるだろう?