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【イギリス留学】良くある質問まとめ【勉強編】

 
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今週は、イギリスにしては珍しく暑い(30度超え)日が続いていて、心なしかみんなテンション上がり気味です!
でもこれが今年のピークだというウワサも!(笑)
 
7月に入ったということで、2015年秋からイギリスの大学院に留学されるという方が渡英準備をされている頃でしょうか。
わたしは、昨年の7月下旬にヨークに来たので、もう1年経ったのか~と感慨深いです。あっという間だったな~
(・・・なんてしみじみ浸るヒマもなく修士論文の執筆に追われているというのが現状です笑)
 
さて!ブログのお問い合わせフォームやInstagramなどを通じてちょこちょことご質問いただいていて、個別にお答えしたりしているのですが(忙しい時期はお返事できていなくてごめんなさい・・・!)、よく聞かれることをまとめておこうと思います。これから留学される方の参考になればうれしいです^^
 
≪勉強編≫
 
Q. 渡英前のIELTSスコア、語学レベルはどのぐらいでしたか?過去に留学経験はありましたか?
 
A. Overall 7.0、語学留学含め、過去に留学経験はありません(26歳で初めての大学院留学)。
語学力にさほど不安はなく(日常会話、ビジネス英語の面で)、特にリーディングは比較的得意(IELTSは8.0)でしたが、
アカデミックライティングは苦手(IELTSは6.5)で、修士課程に入る前に基礎固めをしたい!と考えたため、
Unconditional Offer(無条件合格)はもらっていたものの、8週間のプリセッショナルコースを受講しました。
 
Q. 無条件合格の状態であっても、プリセッショナルコースは受講する価値がありましたか?
 
A. 修士課程でどのようにエッセイを書けば良いか明確になった、という面では受けた価値があったと思います。
(参考記事:「プリセッショナルコースで学ぶアカデミック・ライティング」)
また、2ヶ月早く渡英して、キャンパスでの生活に慣れ、図書館の使い方を知り、生活用品を揃えることもできました。
ただし、プリセッショナルコースで使う英語自体のレベルは決して高いものではない(先生も厳しくない)ので、リスニング・スピーキングの伸びはあまり感じませんでした(感じ方には個人差があると思います☆)。
 
周りの学生はほぼ中国人で、彼らはもちろん普段は中国語で会話するので、大学主催のイベントに個人的に参加したり、地元のボランティアに参加したりして英語を話せる友人を作り、語学力をキープするよう努めました。
 
Q. 大学院の授業についていくのは大変ですか?
 
A. これも個人差があると思いますが、わたしは(心配していたぶん)、ほとんど苦労しませんでした。
と言っても、わたしの持っていたIELTS7.0というのは、それほど高いスコアではありません。
コースにもよるものの、大学院の授業はセミナー形式の授業、ディスカッションが主なので、
 
・授業で学ぶ内容をきちんと予習している(文献を読んでいる)か?
・関連する基礎知識(学部での勉強、職務経験)がどれぐらいあるか?
・教授の言うことを鵜呑みにせず、クリティカルに考え、自分なりの意見を持てるか?
・そしてそれを恥ずかしがらずに発言できるか?(性格、熱意の問題)
 
という、語学力プラスα、も大切だと感じました。
そして、「授業についていく」というだけでなく、「良い成績を取る」ために一番重要なのはライティングスキル。
わたしのコースの場合は、ひとつのモジュールにつき5,000語のエッセイを書く必要があり、これは結構大変でした。
 
Q. イギリスの大学院の成績はどのようにつけられますか?
 
A. 大学によって微妙に異なりますが(くわしくは各大学の成績評価基準を見てみてください☆)、50点以上で合格です。
日本の試験のイメージだと、意外と低いんだなと思うかもしれませんが、イギリスでは70点以上取れれば上出来。
「正確に理解できている」程度のエッセイだと50点代、分析的・批判的な視点があればやっと60点代という基準です。
(参考記事:「秋学期の成績発表と、ひそかな野望について。」&「春学期の成績発表。残るは修士論文のみ!」)
 
Q. 1年間の大まかなスケジュールを教えてください。
 
A. 大学、コースによって異なると思いますが、わたしの場合は下記のとおりでした。
★9月1週~12月1週(10週間):Autumn Term(秋学期)
・11月3週:中間エッセイ提出、プレゼンテーション
 
・12月2週~1月1週(4週間):Christmas Holidays(クリスマス休暇=エッセイ期間)
・1月2週:試験&エッセイ提出
 
★1月2週~3月3週(10週間):Spring Term(春学期)
・2月3週:中間エッセイ提出、プレゼンテーション
・3月3週:修士論文プロポーザル(概要)のアウトライン提出
(※わたしは前倒しで進めるために1月中旬に提出しました)
 
★3月4週~4月2週(4週間):Easter Holidays(イースター休暇=エッセイ期間)
・4月3週:エッセイ提出
 
★4月3週~6月3週:Summer Term(夏学期)
・4月4週:修士論文プロポーザルの最終版&倫理監査フォーム提出
(※わたしは前倒しで進めるためにイースター休暇に入る前(3月中旬)に提出しました)
・5月3週:修士論文プロポーザルに基づいたプレゼンテーション
 
★6月4週~8月末:Summer Holidays(夏季休暇:修士論文執筆期間)
・実際には、3月にプロポーザルを出したあたりから文献を読み進めました。
・修士論文の組み立て方についてはこちら→【イギリス留学】12,000語の修士論文をどう組み立てるか?
・執筆のスケジュールについては、無事書き終わったら記事にまとめます!
 
★9月1週目:修士論文提出
・わたしの大学の場合、コースによって8月末~9月中旬だったりまちまち。
・修士論文の審査結果が出るのは11月。つまり、MAを終えて帰国する時点では結果がわかりません。
 
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☆あくまでも個人的な意見であるということをご理解ください。
☆その他の質問については、本記事の下にある【イギリス留学FAQ】のタグから!
☆個別にいただいたご連絡にお返事できないこともありますのでご了承願います。
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